1月のお菓子/Misérable(ミゼラブル)

ラブベイクでは、お菓子教室とパン教室の休憩時間に講師の手作りのお菓子を用意しています。
ラブベイクで諸国の伝統菓子を研究していることから、諸国の伝統菓子を紹介することが多いのが特徴です。
1月レッスンでは、ベルギーの伝統的なお菓子「ミゼラブル」を用意しましたので、ミゼラブルについてご紹介します。

ミゼラブルケーキの特徴

ミゼラブルはベルギーの三大伝統菓子の一つで、焼き菓子の「ダックワーズ」に似たアーモンドパウダーをたっぷりと使ったケーキ生地でバタークリームをサンドしたケーキです。
ミゼラブルには「みすぼらしい」「みじめな」という意味があります。アーモンドにバター・・・使っているものや味のリッチさにそぐわない名前のように思えます。由来は、当時、高級だった牛乳の代わりに水を使ってバタークリームを作っていることから。

ラブベイクでは、ケーキを少し室温においてから、バタークリームがかたすぎない状態でお出しするようにしています。甘いバタークリームなのに、どこかさっぱりしているのは「水」の良い効果が表れているからかもしれません。永く愛される銘菓の時代を超えた美味しさを味わってみてください。

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